乳がんの初期症状と良性疾患について説明します。
乳がん初期症状
しこり、痛み、
乳がんは日本でも多くの女性に影響を与える病気です。初期段階では症状が現れにくいですが、自己検診で特に注意したいのが「しこり」です。しこりの感触は硬く、不規則な形をしていることが多いですが、いつもと触ったときの感じが違うというのも大事なサインです。しこりを感じても線維腺腫や嚢胞のような良性疾患であることも多いので、悲観せずに専門医へ受診してください。
痛みを感じた場合、乳がんの可能性を考えるより、正常範囲で多くの方に見られる症状と思ったほうがいいでしょう
くわしくは乳房の痛みのブログをご覧ください。
ほかに乳頭からの分泌物や稀ではありますが乳頭のかゆみなども、早期の乳がんの可能性がありますので、
あわてないでいいですが、専門医への受診をお勧めします。
他の症状
乳頭からの分泌物はしばしばみられますが、ミルク様は癌の心配はありませんが、分泌物に血が含まれている場合、
血性、茶褐色、濃い黄色の分泌物となり、早期の乳がんの可能性がありますので、あわてないでいいですが、専門医への受診をお勧めします。
乳頭のかゆみ、湿疹もよく見られる症状で、たいがいは乳頭部湿疹でステロイド軟こうで、すぐに軽快します。
60歳以上でなかなか湿疹が治らないときは、まれな乳がんである場合があるので受診をお勧めします。